日本食には ごはんが欠かせません。特に新米の炊きたてごはんのおいしさは 日本人でよかったーと 幸せを感じるシーンですね。し・しかし ・・・ 私は 発芽玄米大好き!なんです。

最初は 白米と発芽玄米を混ぜたり、白米に混ぜるタイプの ”雑穀” を加えたり していたのですが、いつの間にか 発芽玄米100%で おいしく いただいています。

実は パン類も ライ麦を20%位混ぜ込んだものや くるみ・レーズンと全粒粉を50%位 配合して焼いたものが 香ばしくて大好き!

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発芽玄米は ”玄米” なので 胚芽やぬかの部分が残っていて 白米よりは栄養価が高いのですが、”発芽”させることによって さらに効能が高まるらしいのです。
どんな効能があるのでしょうか ・・・

発芽させることで ・・・

”玄米” そのものは 精米をしていないので、お米を包んでいる部分が固く 柔らかく炊くための工夫が必要です。浸水時間を長くしたり、加える水の量を増したり、圧力鍋で炊くなどの ひと工夫ですね。

”発芽玄米” は 水に浸して発芽させるのですが、発芽する時に酵素が働き、胚の部分やぬかの部分が 柔らかくなります。このため、白米と混ぜて 家庭の炊飯器で 手軽に炊けてしまいます。

最初は 少量をまぜて試してみて 少しずつ増やして 好みの分量を見つけるといいですね
私は 今や 発芽玄米100%党 になってしまいました (笑)

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栄養価を 白米 と比較してみると・・・

主な栄養分がどのくらい含まれているかを 白米と比較してみましょう。

● 食物繊維 ・・ 白米の約5倍
● ビタミンB1・ビタミンE ・・ 白米の4倍以上
● ミネラル類 ・・カルシウムは約1.5倍で マグネシウム・カリウムも 約3倍以上
● GABA(ギャバ)・・ 約10倍

”GABA”(ギャバ)とは 聞きなれない言葉ですが、その正体は? ・・・

 

GABA(ギャバ)は 正式には「ガンマ-アミノ酸」でアミノ酸の一種だが、たんぱく質形成のアミノ酸とは異なり、脳や脊髄に存在する。
主に 神経伝達物質として脳内の血流を活発にする。酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める

おー 大きな期待を抱かせる物質っぽい雰囲気です(笑)

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期待されるGABA(ギャバ)の効能って・・

● 血中コレステロール中性脂肪値を低下、脂質代謝を促す働き
● 利尿作用を促すことで 血圧を下げる働き
● 神経を鎮め、不安感解消や、イライラを和らげる働き
● 腎臓の働きを活発にしたり、肝臓の働きを高める

とのこと。GABA(ギャバ)の含有量が”発芽”させることによって 増加し、白米の約10倍、発芽前の玄米と比べても約3倍 の量になっているのです。

この”発芽”によって 大きな効能アップがもたらされるのですね。

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その他の栄養素として

●オリザノール・・ 皮膚の老化防止
●フィチン酸 ・・ 抗酸化作用・腸内環境の改善
●イノシトール・・ 脂質代謝の向上

などがいずれも白米の数倍の含有量なんです。
是非 日々の食生活に上手に取り入れていきたい食品です。

玄米を”発芽”させた”発芽玄米”ですから、副作用などはないとのこと。ただ、玄米に農薬が残っている場合があるとの指摘もあり、信頼できるメーカーで、残留農薬の定期検査データ等を見て”発芽玄米”を購入すると 安心ですね。

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玄米を水を入れた容器に入れて、30度位の温度で1日から2日置くと 発芽して”発芽玄米”になるのですが、この環境は 雑菌も 繁殖しやすい環境と言えます。

自宅では 発芽玄米を作る機能付きの 炊飯窯 を使って作る方が 衛生面で 安心ですね。

”発芽”という作用がこんなにも 栄養価アップにつなっているとは 驚きでした。
この高い栄養価を 是非 日々の暮らしに 役立てたいですね

どうしても 白米ごはん大好きで わかっているけど 代えられないなー・・・という方には・・・
まずは 炊き込みご飯などから 取り入れていくとよいかも知れませんね。

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