カレーの常温保存は ウェルシュ菌との相性抜群なので すぐに冷凍・冷蔵保存をしなくては 危険です。他にも 注意したい”菌”があって、スパゲティーやチャーハンなどの作り置きは、”セレウス菌” という 熱にめっぽう強い菌 が原因で、嘔吐を引き起こすことがあるそう。
”熱” に強いとあって、一度 増殖に成功した菌は 再加熱しても 活性化を食い止められません。
セレウス菌って どんな性質があるのでしょうか?
セレウス菌の特徴は ・・・
セレウス菌は 主として 穀類を調理した食品で 大量発生しやすいのですが、キッチンで使う ”スポンジ” や ”布きん” にも見られる菌です。俗に言う ”雑巾臭い” においがしたら、セレウス菌が発生しています。
特徴としては ・・・
● 100度C 30分加熱では 死滅しない
● 食品中で 大量に増殖したときに 毒素を有む
● 耐熱性なので 通常の調理温度・調理時間では死滅しない
● 次亜塩素酸を含んだ消毒ならば殺菌できる
とのこと・・・
スポンジや布きんならば 次亜塩素酸を含む ”塩素系漂白剤” に 濃いめの濃度で浸け置きすれば 5分ほどで 殺菌できるそうです。
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スパケティ・チャーハンは すぐに食べよう ・・・
約25度から30度 の常温の環境は セレウス菌が増殖しやすく、一度活性化すると、”加熱” では 死滅しません。(10度から50度の環境で活発に増殖する)
対策としては、調理後は なるべく早く食べてしまうこと (笑) 残すときは、速やかに 8度以下か 55度以上 で保存し、保存時間は 短く・・ が ポイント!
ごはん・茹でたスパゲティーを 室温で6時間以上放置すると かなり危険だそうです。
ごはんを炊いた後、炊飯ジャーで保温するのは、約70度位で保温されるので、菌の増殖は防げます。ただし、長時間保温は、水分が蒸発するので だんだんおいしさが 減ってきますね。
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スパゲティー・チャーハン は 作り置きをせずに すぐに食べること! どうしても残してしまう時は 冷蔵庫の中でも 低温の棚(8度以下になるように・・)で保存し、これも なるべく早く 食べるように気をつけます。
保存時間と保存状態 が よくわからない時は 食べないで 思い切って 捨ててしまった方が安心ですね。
梅雨や 暑い季節に向けて、食の安全には 充分に気をつけて 楽しく過ごしたいですね。
★ カレーとウエルシュ菌のstoryはこちらから・・・
http://shortstream7.com/curry-505
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