眠りは「8時間睡眠」がベストだと信じてきたのですが (笑) 実際は6時間前後くらいしか 眠れていないんです。睡眠には「深い眠りのノンレム睡眠」と「浅い眠りのレム睡眠」があって、交互に繰り返されているという 不思議なしくみがありますね。
ズバリ! 寝始めの 約3時間の間に 深く眠ること(ノンレム睡眠)・・これがとても大切なようです。そこで、睡眠の不思議!について 調べてみたところ ・・・
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最も深い眠り
「深い眠りのノンレム睡眠」が重要なのは、大脳が休んだ状態になることと、この時間帯に分泌される「成長ホルモン」が「細胞の入れ替え」や「疲労回復」に役立つからです。
「深い眠りのノンレム睡眠」は 寝始めの一番最初に訪れます。人は寝付くと まず ノンレム睡眠に入って 約90分後に 「浅い眠りのレム睡眠」に移行するのですが、一番最初の ノンレム睡眠の状態が 最も深い眠り とのこと。
その後、深い眠り と 浅い眠り を交互に繰り返しながら、合計7時間から8時間の 睡眠時間が経過するのですが、同じノンレム睡眠状態でも 2回目、3回目では 状態が違ってきます。 寝入ってからの3時間に起こる「ノンレム睡眠」が ”一番ぐっすり眠っている状態” とのこと。
ということは、”寝入りばなの3時間が勝負” ということですね !
ちなみに、「浅い眠りのレム睡眠」の時は、体は眠っていても 脳波は起きている状態に近くて、寝返りをうったり、夢を見たりするのは この時とのこと。
スムーズにノンレム睡眠に入りたいですが・・・
例えば心配事があったりして ストレスが強いと なかなか寝付けなかったりしますね。上手に「深い眠りのノンレム睡眠」に入るための ヒントはないのでしょうか。
ここでのキーワードは 「体温」!★ 深い眠りは 体温の低下とともに訪れるのです!
夏の暑さや 冬の寒さで 寝付きが悪くなることって多いですが、これは、夏はなかなか体温が下がらないことで、逆に 冬は 寒くてすでに体温が低下し、それ以上 体温が下がらないことで 寝付きに影響するのだそう。
・・・これには 驚き !
寝る前に 軽い運動や入浴をすることがありますが、これは 体温を上昇させます。運動・入浴で いったん上がった体温は、約2時間経過して やっと 下がりやすくなるとのこと。
ということは、運動や入浴・食事などの 体温を上昇させることは 就寝前2時間 をめどに済ませて、” ちょうど寝るころ 体温が下がるように 工夫すること ” ・・・ これが 大事なポイントになりそうですね。
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深い眠りのノンレム睡眠を得るための ポイントは
● 寝る前に 寝室の温度を適温にして、暑すぎ、寒すぎを防ぐこと
● 寝る前に食事をすると、体温が上昇するので 食べないこと
● 基礎体温が低い人は 軽い運動を習慣にして 冷え性の改善を心がけ、体温を上げる工夫をする
● 運動・入浴は、体温が下がる仕組みを考慮して 2時間前に済ませること
・・・結局、深い睡眠のノンレム睡眠を 寝始めの3時間に獲得(笑) するためには、眠ると同時に 体温がゆっくりと下がっていくような環境を整えること ・・・これになりそうです。
「睡眠時間8時間」については、個人差があって、特にこだわらなくても良いとの説もあるので、自分が快適な 長さを見つけたいですね。「時間がない!眠ろう眠ろう」と考え過ぎると、逆に意識が冴えてしまうこともあります。リラックス!リラックス!
朝の太陽の光と体内時計
ここで 睡眠と関連して、たいへん興味深かったことがあったんですが ・・ 目覚めた後に浴びる朝の光と 体内時計の関係のこと ・・ 体内時計という言葉は聞いていたのですが、特に意識してはいませんでした。
体内時計は 24時間周期ではないため、放っておくと、「ズレ」が生じてしまい、1週間では約1時間ほど、1ヶ月では約4時間のズレになるとか。
興味深いことに、毎朝 朝の太陽の光を浴びることで、「体内時計」がリセットされて、24時間サイクルに合わせることができ、生活のリズムが整うとのこと ・・・
また、朝日を浴びてから 朝食を食べると 体全体が目覚めて リズムの整った一日をスタートできるとか ・・・
良い眠りと 良い目覚めの後には 朝の太陽の光と おいしい朝食を ・・・ ということなんですね。
●● 私の場合は6時間睡眠なのですが、少なめの睡眠時間で 健康を維持するためには、「寝始め3時間以内のノンレム睡眠」をしっかりと実践することが不可欠だと思うので、”寝る2時間前” を意識して 食事・運動・入浴を心がけたいと思います。
深い眠りには 上手に体温を下げることがポイント! ・・・ これも しっかりと 意識しながら ・・・ 今日は 睡眠の不思議の お話でした。
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