「毎日 野菜を350グラム食べましょう。その内 緑黄色野菜120グラム以上が推奨です」と 言われます。野菜をたっぷり食べて ヘルシーに ・・・ と スーパーマーケットでは 野菜をついたくさん買ってしまいます。

では 野菜350グラムを計ると どのくらいの量になるでしょうか。ちょっとした検証をしてみたところ ・・・
vegetables1

手のひらと指先で ざっくりと ・・

● キャベツのざく切りを 手のひらをいっぱいに使って がっちりひとつかみ分+軽くひとつかみ分
● ニンジンの薄切りを 指で軽くひとつかみ分
● タマネギの薄切りを 指で軽くひとつかみ分(ニンジンよりやや多めに)
● もやしを 片手に乗せて 一杯分
● 冷凍枝豆を 15粒くらい
● ピーマンの細切りを 約4分の1個分

これを 計ってみたら 約250グラム弱になります。
お肉やハムを加えて野菜炒めにしたら、カサが減って全部食べられる量でした。

緑黄色野菜は、あらかじめ茹でていたブロッコリーや 季節のグリーンアスパラガスを 一口大に切って 一緒に炒めると あわせて 300グラム強 位になりそうです。

以外に 簡単に 推奨の量を食べられることが わかりました (笑)

スポンサーリンク

毎日野菜炒めばかりでは ・・・

次に 煮込んでみてはどうでしょう。骨付きのチキン等と一緒に いも類や かぼちゃ、煮崩れを防ぐために 芯を残したキャベツ、ニンジン、カブ、きのこ類等を 柔らかく煮込むと これも 一食で 350グラムは クリアーできます。

ここでも、別に茹でておいた チンゲンサイや小松菜、ホウレンソウ、ブロッコリー等の 緑黄色野菜をトッピングします。

スープも 骨付き肉と野菜の旨みがあわさって おいしくなりますね。 最初は 塩味のシンプルスープとして、余ったら 牛乳を加えて ホワイトスープに ・・ トマト風味にしても良し と アレンジできるので たっぶり作っておきたいところ。
peppers

ただ 毎日お料理できないことも ・・

そんな時 市販の野菜ジュースで補うことって できるんでしょうか?
「まさに旬の野菜をたっぶり350グラム使用」
「緑黄色野菜120グラム使用」 等
大手食品メーカーさんが 研究を重ねて おいしく飲める 野菜ジュースを 各種 発売しています。

ただ ジュースに加工する時に 失われる栄養素があるので、生野菜を使ってミキサーで作った 自家製の野菜ジュースには 到底及ばないはず ・・・

調べてみると ・・・

市販の野菜ジュースで効果的に摂れる栄養素は
● ビタミンA・βカロチン
● カリウム
● カルシウム・鉄
● ビタミンE

市販の野菜ジュースでは摂りにくい栄養素は
● ビタミンB群
● ビタミンC

加熱や すりつぶす工程で 栄養素が減ってしまうようです。

繊維質の含有量についても、口当たりを良くするために 加工の時に「カス」を除去するので 少なくなってしまいますが、ピューレ状にして 配合したりして、メーカーさんも工夫しています。
失われるビタミンB群やビタミンCも パッケージの成分詳細を見てみると 加えている製品もあります。

スポンサーリンク

ということは

自家製ジュースには及びませんが、忙しくて買い物に行けずに 残り物の野菜では 量が足りない時など 野菜ジュースを飲んで 不足分を補うことは できそうです。

私は 野菜ジュースも飲みますが、「青汁」を常備しています。

最後に 「青汁」についての 豆知識を ・・・

● 一番栄養価があるのは もちろん ” 生青汁 ”
● 次に栄養価が損なわれにくいのは ” 急速冷凍 ” したもの
● その次が ” フリーズドライ ” 製法のもの
● 次が 加熱を最小限に抑えた ” 粉末 ” 形状

とのこと ・・・

やっぱり 手作りが一番ですが、忙しい日常に メーカーさんの研究の成果である 野菜ジュースや 青汁も 一役かってくれそうです。上手に利用したいですね。

 

スポンサーリンク